かどや製油(東京都品川区、久米敦司社長)は、11月にWEB形式で「2021年3月期 第2四半期決算説明会」を行い(本紙既報)、その中で久米社長が中期経営計画の進捗状況について説明した。
久米社長ははじめに「今年は新型コロナウイルス感染症の影響以降、社会生活様式は一変した。国内では昼夜問わず家庭での食事の機会が増え、外食する機会は極端に少なくなった。その結果、当社では家庭用製品の売上が計画を上回る一方で、業務用製品、海外向けの輸出は弱含んでの着地となった。当社の上期業績は、予算比で売上高は微減の177億円、経常利益については20億円を確保することができた」と上期を振り返り、「2025年度に向けた数値計画、生産体制のあるべき姿については引き続き、社会の変化予測を踏まえ検討を重ねていく」と述べた。