ENEOSは12月8日、廃プラスチックのみを骨材として利用するアスファルト塗装を、イオンリテールが開発した全館環境配慮型の新店舗「そよら浜松西伊場(浜松市)」に敷設し、実証を開始したと発表した。
従来の舗装に比べ、約40%のCO2排出を削減できる。
一般的な道路舗装は、重量比で約95%が骨材と呼ばれる石や砂で構成。それに廃プラを利用することができれば、国内外で高まりつつある廃プラリサイクルのニーズに応えられる。
実証は、骨材への粘着力や、変形に耐えられる強度を付与したアスファルトを開発して利用。
送電線の絶縁材として広く使用されている架橋ポリエチレン廃材を廃プラとして利用する。
ENEOSが廃プラ利用したアスファルト塗装の実証開始(2023年12月13日の記事から)

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