一応、お知らせしておきます。
COCは来る2月17日(火)、神奈川県横浜市中区のJR桜木町駅直近にある「県民共済プラザビル」を会場に、2026年新年研修会を開催します。関心のある方は下記までお問い合わせください。
meijyopearl@yahoo.co.jp
と告知したところで反応を期待しておりません。「石油村」の住人よりも、SS関連のサービス企業の方たちが、COC会員より高いオブザーバー参加費を払って熱心に出席されます。
たまに元売特約店が来ることもありますが、1回きりです。系列店会の方がよほど楽しいのでしょうね。中には元売から「出ましたね」と皮肉を言われることもあるようです。
ガソリン暫定税率が撤廃されてから、市場競争に変化が起きている、とPBの某COC会員から伺いました。
「長野県の談合排除命令も多分に影響していると思うけれど、系列有力店のガソリン価格攻勢が強まっている。系列内で優勝劣敗が顕在化しているようだ」
系列有力店は元売の決済ツールを合わせ技でフル活用して、店頭掲示価格を大きく下回る実売価格を実現します。堂々の決済ラインアップは充実しています。
① アプリ
② カード
③ クイック決済ツール(キー)
④ ポイントカード
⑤ 電子マネー
中小企業の独立系は逆立ちしても独自開発は不可能です。カードもボリュームディスカウントで手数料低いですね。
ただし値引き額やポイント供与はSS負担も発生します。だからツールを駆使できる有力店が系列内で優位性を発揮する一方で、中小規模店やサブ店は十分に対応できません。「系列内競争」がSS過疎地を生み出す元凶かもしれませんね。(言い過ぎか)
ガソリン安売りツールを開発するのは、さすが石油会社の力です。一方、SSの総合収益向上に何か実効性の高い支援プログラムはあるのでしょうか。おおむねこんなところでしょうか。
① カーリース
② 中古車販売
③ EV充電
④ EVレンタル
⑤ コーティング
元売ブランドの冠でやっていますが、系列SSにどれほど寄与しているのかよく分かりません。
COCで車関連や洗車・コーティングに取り組んでいる会社が少なくありません。しかも「油外収益」ではなく「事業」として立ち上がっているケースもあります。経営トップがよく勉強したうえで、確信と覚悟を持って思い切った投資を行う傾向があります。
これはリスクですが、車販なら台数を揃える、洗車やコーティングも規模と環境整備で専門店化します。リスクが大きいから、市場から収益という“ごほうび”を頂けます。
自動車関連は、ロードサイドに展開する手練手管の専門業者と市場を取り合う競争です。そして生業的な性格もあり顧客ニーズも多岐にわたります。元売は机上でプログラムを作れますが、実効的なスーパーバイジング機能は存在するのでしょうか。疑問です。
ガソリンが安くなって、地域によっては増販があるかもしれません。しかし構造的に低燃費車両が確実に増加する中で、全体的な減販は続くでしょう。
先述のCOC会員が「系列有力店の価格攻勢が強まっている」ことで、増販するSSも少なくないでしょう。一方で、それは需要減少の中で「残存者利益」を先食いしているだけではないでしょうか。
自由化から30周年、元売はPBを大きく凌駕する「ガソリン安売り会社」に業態転換しています。
COC・中央石油販売事業協同組合事務局