全国油脂販売業者連合会(宇田川公喜会長)は20日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで「第64回定時総会」を開催した。総会後には講演会があり、食文化史研究家の永山久夫氏が「人生は面白い よいあぶらを毎日とって100歳、100歳」をテーマに語った。
懇親パーティーでは、宇田川会長が「昭和28年に設立され、今回で64回目の定時総会となる。その当時は油脂の需要を促進することが活動の中心で、日本人は油を取れていなかった。昭和40年代になるとファーストフードがどんどんできてきて、油脂が過剰摂取と言われ、油は悪者にされてきた。ここ数年は油が見直されてきており、自信を持ってよいと思っている」とあいさつ。価格については「日本の食品業界は、欧米に比べて利益が低すぎると言われる。今年の春から価格の改定が進み、秋からもう一段改定となるので、やっと動きがよくなってきたと思う。価値に見合った販売を製販一体となって進めてくれると信じている」と述べた。
全国油脂販売業者連合会「第64回定時総会」開催(2017年10月30日油脂版主な記事から)
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