J―オイルミルズ(東京都中央区、八馬史尚社長)はこのたび、リアルタイムで感性を取得することができる脳波計「感性アナライザ」を活用し、ヒトの「食べたい気持ち」を可視化することに成功した。
「感性アナライザ」とは、通常頻繁に使用されるアルファ波やベータ波といった帯域に注目されるのではなく、周波数の時系列的な動きとその特徴に着目し、ヒトの感性を定義した脳波計。これまでに「興味」「好き」「ストレス」「集中」「沈静」などが測定可能であったが、「食べたい気持ち」をリアルタイムで測定し、可視化する研究は世界初となる。
今回、生体信号解析の専門家として活躍している、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の満倉靖恵教授の協力のもと、リアルタイム脳波解析技術「感性アナライザ」を活用し、ヒトの「食べたい気持ち」に直結する脳波を特定。さらに実証実験として、から揚げを用いた画像試験と実食実験を行い、脳波の「食べたい度」の変化を確認した。
J―オイルミルズ ヒトの「食べたい気持ち」を可視化することに成功(2019年3月4日油脂版主な記事抜粋から)

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