日清オイリオグループ(東京都中央区、久野貴久社長)は、11月12日に同社本社で「2019年度第2四半期決算説明会」を開催した。
第2四半期連結業績は、売上高が1,676億2,400万円(前年同期比2.7%減)、営業利益が76億8,100万円(同23.7%増)、経常利益が70億8,200万円(同1.1%増)、四半期純利益が45億8,600万円(同5.2%減)であった。
[連結セグメント業績]
▽油脂・油糧および加工食品
売上高は1,171憶7,100万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は43憶4,300万円(同13.2%増)。
▽加工油脂
売上高は392憶700万円(同5.4%減)、営業利益は27憶8,300万円(同69.1%増)
▽ファインケミカル
売上高は94憶700万円(同0.4%減)、営業利益は7億5,100万円(同9.9%減)
続いて、久野社長が「経営方針に、成長戦略としてのグローバル化と多様な付加価値型ビジネスの追求を徹底的に求める、とある。付加価値カテゴリーの利益は、2013年度を100とした場合、2019年度計画は149であり、上期実績は79と進捗率は53%である。2020年度の計画は165と大きな数字を置いている。下期はこれに向け一層の施策を打っていく」と述べ、中期経営計画の進捗状況について説明した。