出光興産は、ベトナム・ザライ省(旧ビンディン省)にバイオマス燃料のブラックペレット(BP)生産工場を建設し、10月8日に商業運転を開始した。
この工場はベトナム初のBP生産工場で、年産12万トンの製造能力を持つ、世界でも最大規模の工場。
石炭を使用している主に日本国内のお客の脱炭素を実現するための代替燃料として、同工場で生産されるBP(商品名=出光グリーンエナジーペレットTM、IGEP)を供給する。
BPは樹木などのバイオマスを加熱処理したエネルギー資源で、燃焼時にCO2を排出するものの、原料の植物が育つ過程でCO2を吸収するため、差し引きをして「カーボンニュートラル」とされている。
IGEPは石炭を使用しているお客の脱炭素ニーズに対応した商品。
出光はベトナムで2020年から小規模なデモプラントを操業してきた。これまで、日本国内約20社の顧客がIGEPを試験利用し、石炭の代替燃料として利用可能との評価を得てきた。
出光、世界最大規模ベトナムのBP生産工場が商業運転開始(2025年10月30日の記事から)
関連記事
日 刊
出光など3社で、藻場再生などブルーカーボン活用可能性の検証をスタート(2026年1月29日の記事から)
出光興産は1月21日、東京海上アセットマネジメント(TMAM)、商船三井と3社共同で、藻場再生などを通じたブルーカーボンの活用可能性を検証する取り組みを日本各地で開始した。
この取り組みはネットゼロ...
日 刊
出光がブルーカーボン事業創出へ向けSymbrosia社と協業開始(2026年1月8日の記事から)
出光興産は昨年12月23日、海中のCO2を吸収する効果を持つカギケノリ(赤海藻)の高度な養殖技術を持つアグリイノベーション企業Symbrosia, Inc.(Symbrosia社、本社=米国ハワイ州)...
日 刊
北海道・苫小牧CCS開坑式でJAPEXが事業説明会(2025年12月17日の記事から)
国が「地球温暖化対策の最後の砦」と位置付けるCCS(CO2の回収・貯留)。
2030年度までに貯留開始を目指す国内外9つの「先進的CCS事業」のうち、トップバッターである北海道・苫小牧地域CCSの開...
日 刊
出光タンカーの風力補助推進装置を環境対応VLCCに世界初搭載(2025年12月10日の記事から)
出光タンカー(出光興産100%出資会社)は12月2日、ジャパン マリンユナイテッド(JMU)有明事業所で2028年および2029年に竣工予定の環境対応VLCC(大型原油タンカー)2隻に搭載する風力補助...

〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206