日本ごま油工業会による合同賀礼会が1月26日、東京都港区の芝パークホテルで行われた。業界パートナーの全国胡麻加工組合との合同の集いに、業界関係者が多数集い、新年行事が続いた月の締めにふさわしい会となった。
全国胡麻加工組合藤波一博理事長は「わが国の経済情勢は、戦後のいざなぎ景気を超えて、拡大が続く。株価も上昇している」とあいさつの冒頭で触れた。
その一方で、「消費者の価格指向は依然根強い。実感なき景気拡大と言わざるを得ない」と意見表明した。
日本ごま油工業会竹本信二郎会長は、あいさつの頭で、トランプ政権の誕生から最近まで推移を振り返りつつ、「まだ3年もあるのか」と印象を述べ、「国際政治全般は、霧がかかっている」と表現した。
そして、「国際経済は大変好調。外需をつかんだ企業も大変好調。しかし、国内の需要は脆弱」「海外からの旅行者はプラスになっているが、都会と観光地に集中している。それ以外の地域と都市との格差が拡がる状況だ」と指摘した。
日本ごま油工業会による全国胡麻加工組合との合同賀礼会が開催(2018年2月5日油脂版主な記事から)
関連記事
関連記事は見つかりませんでした。
〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206