トキコシステムソリューションズ電気防食施工事業　事業開始時点から正しい施工法導入　今年3月消防通知として発行（2020年4月15日主な記事から）

トキコシステムソリューションズ（神奈川県川崎市、輪島勝紀社長）は、SSにおける地下タンクの漏洩防止対策の一つである電気防食施工の事業を行っている。
電気防食施工事業に関する規格は、2006年5月に腐食防食学会によって「危険物施設鋼製地下貯蔵タンク及び鋼製地下配管の電気防食（JSCE　S0601：2006）」として制定されたが、施工についての具体的事例、手法などに不明確な部分があり、2019年1月に、前記の規格が「危険物施設の鋼製地下貯蔵タンク・配管に適用する電気防食規格及びガイドライン（JSCE　S1901：2019）」として改定され、正しい電気防食の施工方法が明確になった。
同社は、事業開始時点よりこの施工方法を導入し、現場施工を行っている。この内容については総務省消防庁より2020年3月27日付で正式に「消防危第89号　消防通知」として発行され、所轄消防が今後、本内容に基づく施工を行うように指導していくこととなる。