気になるニュースがあったので、実際に厚労省HPで確認してみました。
インフルエンザ感染者数の週単位定点報告です。令和2年第53週(令和2年12月28日から令和3年1月3日まで)分のインフル発生状況を見ました。報告数「69件」でした。前年同期の発生数は「6万4553件」です。前年同期比“99.9%減!”という驚異的な減少ぶりです。実数で約6万4500件減です。これって、なに?
医学界でコロナ医療体制とマスク着用や巣ごもりがインフルの防波堤になったという方もいますが、99.9%も減りますか。原理原則的な説明を聞きたいものです。
年末からコロナ感染者数が拡大していますが、上記のインフル統計と同時期の新規感染者数は「2万718人」です。年末年始の寒波とともに増えた感があります。インフルも寒冷の1―2月が発生の書き入れ時です。
社会福祉法人済生会HPによるとPCR検査はウィルスの構造を検査するのですが、コロナとインフルウィルスの構造自体が似通っているそうです。ひょっとして?と勘ぐってしまいます。PCR検査で実はインフル患者を陽性にしている可能性は考えられないのでしょうか。
とまあ、石油専門紙で門外漢が大脱線してしまいました。
最近、革新的な新しい農業者たちの列伝を読んで非常に刺激的な内容に関心を持ちました。面白い本を読むと会いたくなるので、さっそく著者に連絡したらリモートでお話しできました。
農産品の大部分は、長らくJA全農という「元売」による「系列流通」に乗ってきたわけですが、最近、かつてのCOCのように野心的な若者が面白いことをやっています。著者は農協流通を否定している人ではありません。大量の農産物を安価に安定的に全国へ流通するシステムとして評価しています。
同時に無数のすき間が空いている流通構造であり、そこに新規参入の可能性がたくさん眠っていると言います。そのニッチに食い込んだのが革新農業者たちです。革新者には共通するものがあります。
①素人がゼロから勉強
②小資本
③あえて安定した職を捨てる
④妥協しない粘りの試行錯誤
⑤限られた資本なりにIT活用
⑥消費者・飲食店直結の流通
⑦市場を世界で考える(加工食品)
⑧基本的に好きで面白がっている
等々です。SSは「ガソリンスタンド」から業態転換の時に立っています。独立系のCOCなら、安直に既存FC加盟よりも、農業革新者たちから「私のビジネス創造」のヒントを得てほしいと考えています。
COC・中央石油販売事業協同組合事務局