ENEOSホールディングスは11月13日、中間(4~9月)決算説明会を開催。
宮田知秀社長は、製油所計画外停止の割合(UCL)について、定修での工事品質強化、立ち上げ時のオペレーション改善により上期は5%と前年比3%改善。10月においてもトラブルを抑制できており、今年度の目標4%の達成に向けて、今後もトラブル対策を着実に実行していくと述べた。
同社の連結売上高は、前年同期比4.1%減収の6兆3484億円、営業利益は1455億円減益の1460億円。
在庫影響を除いた営業利益相当額は609億円減益の2082億円。中間利益は940億円減益の959億円だった。
円高・油価下落局面に伴う在庫影響の悪化に加えて、マージンのマイナスのタイムラグや、金属事業で昨年度に計上した一過性利益のはく落を主因に減益となった。
ENEOS中間決算説明「製油所の稼働は改善」(2024年11月15日の記事から)
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