2023年度エネルギー需要、石油消費2.9％減（2024年11月27日の記事から）

資源エネルギー庁は11月22日、各種エネルギー関係統計等を基に、2023年度の総合エネルギー統計速報を作成し、エネルギー需給実績として取りまとめた。
需要動向では、最終エネルギー消費が前年度比3.0％減。うち石油は2.9％減、石炭は4.0％減、都市ガスは4.1％減、電力は2.5％減だった。
企業・事業所他部門は製造業の生産活動停滞などで減少。
家庭部門もテレワーク実施率の低下の影響などで減少、運輸部門は微減。
最終エネルギー消費を部門別に見ると、企業・事務所他が3.5％減（うち製造業は3.7％減）、家庭が4.4％減、運輸が0.6％減（うち旅客が0.6％減、貨物が0.4％減）。電力消費は企業・事業所他が2.5％減（うち製造業は2.9％減）、家庭が2.7％減となった。