本紙調査　6月末の元売SS数2万810カ所で前年比413カ所減（2025年8月13日の記事から）

元売の6月末の系列SS数が、本紙調査により明らかになった。
総数は2万810カ所で、前年同期から413カ所減少した。1000カ所未満の減少幅は12年連続で、一定の改善が続いている。
セルフSSは引き続き増加傾向にあり、当期は8800カ所を超えた。総数のセルフ化率は42％超えとなり、セルフの増加幅も拡大している。
太陽石油以外の元売が総数を減らしており、構造的な要因で厳しい業界環境が続いていることがうかがえる。
ENEOSは259カ所、出光興産は84カ所、コスモ石油マーケティングは59カ所、キグナス石油は13カ所減少。太陽は2カ所増加した。
セルフSS総数は8818カ所で、78カ所増加した。セルフ化率も1.2上昇し、42.4％となった。
セルフSS数の増加幅は前年同期よりも拡大している。前年同期は54カ所増だったが、当期は増加幅が24カ所拡大した。
セルフSSでは、ENEOSが34カ所、出光が35カ所、コスモが5カ所、キグナスが1カ所、太陽が3カ所増加した。