太陽石油がSAF、RD大規模製造へ（2023年8月2日の記事から）

太陽石油は7月26日、グループ会社の南西石油が所有する設備・遊休地を活用し、持続可能な航空燃料（Sustainable Aviation Fuel、以下SAF）および軽油の代替燃料であるリニューアブルディーゼル（以下RD）の、大規模製造事業化の検討を開始したと発表した。
「Alclhol to Jet（ATJ）」技術を用い、年間最大約22万の国産SAF／RDの製造を想定。2028年度中の供給開始に向け検討を進める。
原料となるエタノールは賦存量が多く、元製油所である南西石油の桟橋や貯蔵施設を活用することで、大型タンカーによる輸入やコスト競争力のある原料確保が可能だ。