宇佐美鉱油が自動運転技術活用の物流インフラ構築へ5億円出資（2023年9月5日の記事から）

宇佐美鉱油（愛知県津島市、宇佐美智也社長）は9月1日、自動運転技術を活用した物流インフラの構築を目指すT2（千葉県市川市、下村正樹社長）にシリーズAラウンドで5億円の第三者割当増資引受の実施を発表した。
T2は三井物産とプリファードネットワークスの共同出資で昨年8月に設立し、今年4月には高速道路上での自動運転トラックの自律走行に成功した輸送事業者。
今年6月にプレシリーズAとして12.5億円の資金調達を実施しており、今回のシリーズAラウンドでは宇佐美鉱油以外の東邦アセチレン、三井住友海上火災保険、三井倉庫ロジスティクス、JA三井リース、KDDI、紀陽キャピタルマネジメント、大和物流、三井住友信託銀行が出資し総額で35億円を調達している。
宇佐美鉱油は経営権のない出資は初の取り組みとなる。