埼玉県LPガス協会(川本武彦会長)は5月26日、さいたま市浦和区のホテルで対面方式とオンライン方式の併用(ハイブリット方式)により、第67回通常総会(役員改選なし)を開催した。
当日の同総会における出席者数と議決権数については、正会員993人中、対面参加者が39人、オンラインでの参加者は51人、委任状出席が655人の合計745人となり、総会が正式に成立したことが司会者より明らかにされた。
主催者を代表して冒頭あいさつに立った川本会長は「今年はハイブリットによる(通常総会)開催となった。コロナが収束して戻ることと、戻らないことがあると言われている。在宅率が高まり、家にいる時間も伸びている。一方で、ガス器具、生活関連商品は信頼のおけるガス屋さんから購入したいというのも事実。このような危機の時だからこそ、信頼のおける商店、企業、人から商品・サービスを購入したいということがあると思っている。われわれを取り巻く環境としても、私たちがお世話になっている高圧ガスの講習などは、オンライン化されてきている。移動時間がなくなるなどというメリットもある一方では、伝わりにくいというデメリットもあるが、そのような流れにも慣れていかなければならないと思っている」。
「『カーボンニュートラル』という言葉が日本の未来だけでなく、世界がこの方向を目指していくことになっていく中で、エネルギーを扱っている私たちにとっては避けて通れない問題であり、むしろこれをどのようにビジネスとして捉えていくのか。われわれは必要とされる業界なのかということが問われていく時代になった」などと述べた。
会長あいさつの後、来賓の紹介とあいさつなどを経て、議事の進行となった。