ENEOSグローブ(岩井清祐社長)は6月8日、同社の「ECO&EARTH(エコ&アース)キャンペーン2021」(キャンペーン期間は7月1日~12月31日、特約店表彰部門は4月1日~12月31日)に関する記者懇談会をオンラインで開催した。
同社からは、リテール企画部の島村剛史副部長、佐久間孝雄・リテールサポートグループマネージャーおよび事務局(2人)の4人が参加。
同懇談会の冒頭、リテール企画部の佐久間グループマネージャーはあいさつを行った後、同キャンペーンの概要を説明した。
佐久間グループマネージャーは「当社キャンペーンコンセプトである『私たちは、LPガスを通じて地球環境に貢献します』の下、全国キャンペーンであるECO&EARTH(エコ&アース)キャンペーン2021を開催する。本年度のテーマは『今こそ、信頼関係を強化せよ!』。開催に当たり、当社の狙いについて、特約店営業担当者さまは、日々の営業活動でさまざまな制約があるなかで、LPガス機器の販売や需要拡大策を推進する必要があると考えている。また、変わりゆく環境のなかで、各特約店さまが切磋琢磨し、創意工夫を重ねてLPガス事業の維持・拡大を目指すことを推奨し、その内容を(各特約店に)水平展開する必要性と効果は大きいと考えている。
本キャンペーンを通じて、LPガス販売によるCO2削減等による地球環境への貢献を図りつつ、各特約店さまのガス関連機器の拡販、LPガス販売並びにこれに付帯する当社各種販売策のさらなる推進も図っていきたい。これらの理由により、本年度(2020年は中止)はキャンペーンを開催することとした(その後、特約店営業担当者をクローズアップし、同キャンペーンを通じて支えたい、などと述べるとともに、同キャンペーンの表彰内容の変更点に言及)」。
「1点目はLPガス機器部門において、『レディースクラス』を新設することにした。その理由としてLPガス業界において、女性営業担当者さまの活躍が増加してきているからである。一般機器部門において、女性営業担当者さまにフォーカスし、その活躍を推進する意味で新設した。
2点目は『うちエネ賞』。前回は、特約店部門の対象部門であったが、本年度は販売成功事例部門に移して新設した。従来は新探総数を争ってきたが、うちエネ施策は顧客接点強化や情報収集のためのツールであり、特約店さまにうちエネの本質と有効性をさらに理解していただくために、販売成功事例部門に移すことで、活用事例を広く水平展開することにした。
三点目はエネファーム部門において、2020年4月から12月の当社の受注台数に応じて、『プライムクラス』(受注台数が20台以上のエントリー店)と『グロースクラス』(20台未満のエントリー店)に分けることにした」などと述べた。
同キャンペーンの概要説明の後は質疑応答となり、佐久間グループマネージャーの概要説明に加えて、島村副部長が営業力強化研修(受講料は無料)について補足した(これについては後述)。今回のキャンペーンの実施に当たり、ウィズコロナとアフターコロナにおいて、営業の水平展開が可能という視点から訴求。
最後に島村副部長は、コロナ禍での(特約店の)営業活動の変化が大きいなか、「カーボンニュートラルへの動きも含めて、LPガスでは今こそ信頼関係を強化してほしいという思いが込められている」と締めくくった。