ENEOS Powerは1月20日、家庭用蓄電池を活用した新サービスの実証を開始したと発表した。
これまでの実証で得た家庭用蓄電池の遠隔制御に係るノウハウを活用しつつ、新たに蓄電池から電力系統へ放電。需給バランスの安定化や経済性を検証する。
検証を基に家庭用蓄電池などの分散型エネルギーリソースの遠隔制御と「ENEOSでんき」「ENEOS太陽光サービス」を組み合わせて提供する新たなサービスの事業検討を進める。
カーボンニュートラル社会の実現に向け導入が進んでいる再生可能エネルギー電源は、気象条件等により大きく発電量が変動。電気の需給バランスが不安定な状況になることがある。
同社のVPP(仮想発電所)事業はこうした状況に対して、分散型エネルギーリソースを活用。
電力系統への放電やリソースへの蓄電を適切かつ統合的に制御することで、需給バランスの安定化に寄与することを目指している。
ENEOS Powerが家庭用蓄電池を活用、新サービスの実証を開始(2025年1月23日の記事から)

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