ENEOSは8月29日、島根県および県森林組合連合会など県内林業機関3者とともに、森林を活用した脱炭素社会に向けた包括連携協定を締結した。
県の豊かな森林資源を背景に、森林由来のJ-クレジットの創出・活用を県全域で加速することで、カーボンニュートラル社会の実現を目指す。
県は県内林業機関と連携。クレジット収益を長期計画が必要な森林整備費に活用することで、より持続可能な林業経営基盤を強化。循環型林業を推進する。
森林の持つCO2吸収の能力の長期的な維持・向上を目指す。
ENEOSは、創出されたクレジットを事業活動におけるCO2排出量のオフセットに使う。県などは、県全域で取り組む規模感と、長期的な取り組みであることを踏まえ、エネルギー最大手のENEOSと連携した。
島根は県に占める森林面積が78%と、全国4位の豊富な森林資源を有する。
ENEOSが島根県・林業機関3者と森林由来J-クレジットで連携協定(2025年9月4日の記事から)

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