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ENEOSなどが国内初の合成燃料使用した万博シャトルバスお披露目(2025年3月31日の記事から)

「合成燃料を使用した万博シャトルバスお披露目式」が3月27日、大阪市北区の大阪うめきたグリーンパレス駐車場で挙行された。
合成燃料を使用したシャトルバスを大阪駅から万博会場までの交通手段として運行。
水素とCO2から一貫製造された合成燃料を使用した燃料を営業車両に使用するのは国内初の試み。
冒頭に山口敦治ENEOS社長は「合成燃料は水素とCO2から造られる地球にやさしい未来の燃料。万博会場へは国内初の合成燃料で走るバスに乗っていただき、未来の燃料を体感してもらいたい。今後も他の企業・団体と協力しながら次世代エネルギーの普及に努めていく」とあいさつ。
永井岳彦経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部燃料供給基盤整備課長は「脱炭素に向けて様々な取り組みが進められている。中でも合成燃料は既存のインフラを活用できるなど次世代エネルギーの柱のひとつになると考えている。脱炭素の切り札として幅広い活用を期待している」と来賓あいさつ。

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