国が「地球温暖化対策の最後の砦」と位置付けるCCS(CO2の回収・貯留)。
2030年度までに貯留開始を目指す国内外9つの「先進的CCS事業」のうち、トップバッターである北海道・苫小牧地域CCSの開坑式が12月15日に苫小牧市内のホテルで開催された。
石油資源開発(JAPEX)はコンソーシアムを組む出光興産、北海道電力や行政関係者、地元関係者らを招待し、試掘場見学や事業説明会などを開催した。
JAPEXの山下通郎社長は、CCSは火力発電の脱炭素化やCO2排出削減が困難なセクターのカーボンニュートラル(CN)実現に向けて不可欠な技術と指摘。
CCSは、同社が石油・天然ガスの開発事業で培ってきた地層評価、掘削、モニタリングの技術を生かせる分野で、早くから注目し、精力的に取り組んできたとし、出光、北電とともに2026年度内の最終投資判断を目標に鋭意検討を進めていくと述べた。
北海道・苫小牧CCS開坑式でJAPEXが事業説明会(2025年12月17日の記事から)
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