政府は12月26日、来年度予算案を閣議決定した。資源・燃料部関係は、3185億円(前年=3209億円)で、今年度の補正も合わせて上流から下流、GX(グリーン・トランスフォーメーション)まで必要な分を確保した。
離島・SS過疎地等における石油製品の流通合理化支援事業は41億円(44億円)となっている。
石油天然ガス田の探鉱・資産買収等事業に対する出資金は、427億円(563億円)。
権益確保に向けた海外の地質構造調査や情報収集などの事業に39億円。
国内石油天然ガスに係る地質調査・メタンハイドレートの研究開発等事業は252億円を計上した。
緊急時放出に備えた国家備蓄石油および国家備蓄施設の管理委託費は石油分で468億円。
ジェット燃料供給不足問題への対策として去年は補正に計上した航空燃料の安定供給に資するサプライチェーン整備支援事業は2.3億円を新規に盛り込んだ。
来年度予算案、資源・燃料部関係3185億円で閣議決定(2025年12月29日の記事から)
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