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出光がブルーカーボン事業創出へ向けSymbrosia社と協業開始(2026年1月8日の記事から)

出光興産は昨年12月23日、海中のCO2を吸収する効果を持つカギケノリ(赤海藻)の高度な養殖技術を持つアグリイノベーション企業Symbrosia, Inc.(Symbrosia社、本社=米国ハワイ州)に出資した。
出光は今回の出資を通じ、北米を起点としたCCU(CO2回収・利用)ビジネスモデルの構築を目指し、Symbrosia社との事業連携について協議を進める。
なお、今回の出資は、出光100%子会社の出光アメリカズホールディングス(IAH、本社=米国テキサス州)を通じて行った。
2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けては、大気中のCO2を吸収・除去するネガティブエミッション技術の社会実装が不可欠。
なかでも、海藻などの海洋生態系によって海中に吸収・貯蔵される炭素はブルーカーボンと呼ばれ、ネガティブエミッション技術の一つとして注目を集めている。
Symbrosia社が養殖・栽培するカギケノリは、その成長過程において多量のCO2を吸収することが確認されている。
さらに、同社は独自技術により家畜用飼料添加物などのカギケノリ由来のバイオ製品も製造しており、農業や食料生産分野における生産性の向上と温室効果ガス削減への寄与が見込まれている。

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