日 刊

政府、5月上旬以降に国備石油20日分放出(2026年4月14日の記事から)

政府は4月10日、中東情勢に関する関係閣僚会議(第3回)を開催。5月上旬以降、新たに国家備蓄を約20日分放出することを明らかにした。
放出は3月下旬の30日から10日分削減。5月には過半の代替調達にめどが立っており、輸送上のリスクが顕在化しても、備蓄放出で対応できるよう、代替率は保守的に4割と設定した。民間備蓄の義務量は55日分を維持する。
原油は引き続きホルムズ海峡以外の代替調達に最大限注力する。
ナフサなどの石油関連製品についても、引き続き、米国やアルジェリア、ペルーなどの代替調達に注力するとともに、川中製品(ナフサから作られる中間段階の化学製品)の代替調達を強化する。
国内流通の目詰まりに関しては、情報提供窓口や関係省庁に寄せられる、重油や軽油、酸化エチレンやシンナーなどの化学製品等の個々の供給要請を踏まえ、関係省庁が連携し、事実関係の確認や調整を進めて、流通経路の開拓に注力するとしている。
石油備蓄は7日時点(速報)で、国家備蓄が143日分、民間備蓄が80日分、産油国共同備蓄が5日分の合計228日分。

新聞購読の申込みはこちら

関連記事

日 刊 エネ庁が潤滑油「前年同月比と同量の供給・購入」を要請(2026年5月14日の記事から) 経済産業省資源エネルギー庁は5月12日、和久田肇資源・燃料部長名義で、元売や潤滑油メーカーおよび潤滑油需要先の29の業界団体に、潤滑油などの安定供給の確保に向けた協力要請および購入に関する協力要請を行...

続きを読む

日 刊 エネ庁・細川調整官「石油流通は落ち着いてきている」(2026年5月12日の記事から) 中東情勢の広報担当である資源エネルギー庁の細川成己危機管理・事故対応即応対策統括調整官は4月28日、2回目の業界紙との合同インタビューに応じ、現下の中東情勢による石油など足元の流通状況などについて答え...

続きを読む

日 刊 政府、ナフサも年越えて供給確保(2026年5月7日の記事から) 政府は4月30日、第6回中東情勢に関する関係閣僚会議を開催。 高市早苗首相は、これまで半年以上としていたナフサ由来の化学製品の供給について、年を越えて継続できる見込みとなったと述べた。 ナフサは備...

続きを読む

日 刊 日本のタンカーがホルムズ海峡を通過(2026年5月1日の記事から) イランによるホルムズ海峡の実質的封鎖により、ペルシャ湾に滞留していた日本関係船舶1隻がこのほど、同海峡を無事通過し、湾外へ退避。政府は4月29日、同船舶が日本に向けて航行していることを確認した。 船...

続きを読む


〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206