シェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUS(三橋美和社長)はこのほど、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にダイチャリのステーションを設置した。
SFCがある藤沢市では、2019年8月に湘南地域自転車観光推進協議会とOpenStreetが「湘南地域シェアサイクル広域周遊観光実証実験事業に関する協定」を締結しており、モビリティPLUSは共同事業者としてシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクルサービス「ダイチャリ」を運営している。
同実証実験の中で貸し出し・返却地点であるステーション数の増加が、シェアサイクルユーザーの利便性を高めていることから、同社では、駅前やコンビニ、公共施設など、さまざまな場所にステーションと自転車を設置し、現在、湘南地域で展開するステーション数は約90カ所となっており、SFCの最寄り駅である湘南台駅付近にも多数のステーションを運営している(2020年9月末時点)。
上記の状況を受け、多くの学生・教職員が所属するSFCの構内にシェアサイクルサービス「ダイチャリ」のステーションを設置することで、さらに地域住民の移動の利便性向上に貢献できることから今回の設置が決定したものだ。