石油連盟の木藤俊一会長は20日の定例会見で、岸田文雄首相が、サウジアラビア、UAE、カタールなど中東各国を訪問し、関係強化につなげたことを高く評価したいと述べた。
今回の中東訪問により、国際原油市場の安定の重要性が認識されるとともに、中東地域が将来グリーンエネルギーのグローバルな供給ハブとなるため、水素、アンモニアなど、脱炭素技術の実用化と普及に向け、連携を強化していくことを確認した。
日本と中東が、これまでの産油国と消費国の関係から、脱炭素時代の新しいグローバルパートナーシップへと進化させた。
石連・木藤会長が首相の中東訪問を評価(2023年7月21日付記事から)

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