政府は昨年12月27日、2025年度の予算案を閣議決定した。
資源・燃料部関係は、3208.6億円。前年からマイナスとなっているものの、2024年度の補正800億円と合わせると増加。
SS関連は93.4億円から106.5億円に積み増し。補正の152.1億円を加えると大幅増となっている。
政府は、ロシアによるウクライナ侵略以降、安全保障の観点から重要性が増したLNGをはじめとする化石燃料、GX(グリーントランスフォーメーション)に向け獲得競争が加速化する非化石燃料(水素・アンモニア、バイオ、SAF=持続可能な航空燃料、合成燃料など)を推進。
CCS(CO2の回収・貯留)を含めた脱炭素化に向けた技術の導入拡大について、資源・燃料政策として一体的に捉え、わが国が資源・エネルギーの安定供給に万全を期しつつ、カーボンニュートラルへの円滑な移行を実現するための包括的な政策を推進する。
資源・燃料部関連の2025年度予算案は4009億円(2025年1月7日の記事から)
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