日 刊

政府が2040年GHG73%削減を目標に(2025年1月10日の記事から)

石破茂首相は昨年12月27日、第52回地球温暖化対策推進本部を開催。2月に国連に提出する予定の次期NDC(温室効果ガス=GHG=削減目標)の基となる地球温暖化対策計画案をまとめた。
2035年度と2040年度において、2013年度比からそれぞれ直線的な経路となる60%、73%削減を目標とした。
今後は、パブリックコメントを経て、年度内の閣議決定を目指す。
石破首相は、世界全体での「1.5度目標」の実現に貢献し、脱炭素・エネルギー安定供給・経済成長の同時実現を目指すこと、そのための投資の予見可能性を高めることが重要と強調。
実効性のある地球温暖化対策のため、世界全体の排出削減に貢献することも重要とし、主要排出国を含むすべての国による排出削減を促すことなどを各大臣に指示した。

新聞購読の申込みはこちら

関連記事

日 刊 エネ資連が賀詞交歓会、中原会長が「石油の安定供給とCN推進」を示す(2025年1月14日の記事から) エネルギー資源開発連盟は1月8日、経団連会館で新年賀詞交歓会を開催。 中原俊也会長はあいさつで、緊迫する世界情勢のなか、エネルギー資源開発業界として、重要なエネルギー源であり、低炭素エネルギーとして...

続きを読む

日 刊 政府GX2040年案「水素などの供給網の整備」(2025年1月9日の記事から) 石破茂首相は昨年12月26日、第14回GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議を開催。GX2040年ビジョン案をとりまとめた。 脱炭素電源の整備や、水素・アンモニアなどの脱炭素エネルギーのサ...

続きを読む

日 刊 資源・燃料部関連の2025年度予算案は4009億円(2025年1月7日の記事から) 政府は昨年12月27日、2025年度の予算案を閣議決定した。 資源・燃料部関係は、3208.6億円。前年からマイナスとなっているものの、2024年度の補正800億円と合わせると増加。 SS関連は9...

続きを読む

日 刊 ENEOSが植物由来100%エンジンオイルを開発(2024年12月27日の記事から) ENEOSは12月18日、カーボンニュートラル(CN)実現に貢献するエンジンオイルの開発に成功したと発表した。 新開発オイルは、植物由来のベースオイルを100%使用。粘土グレード0W-20、APIS...

続きを読む


〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206