経済産業省は6月30日、総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会(第44回、会長=小堀秀毅旭化成会長)を開催。
安定供給と脱炭素化の実現に向けた資源調達などに係る事業環境整備のための政策の方向性(案)について議論した。
石油の中下流分野は、地域を支えるSSネットワークの維持・強化に向けた取り組みの強化が喫緊の課題と明記している。
経産省は、安定供給と脱炭素化の実現へ、市場動向や政策動向を踏まえ、柔軟かつ機動的な投資決定ができる事業環境を整備するための支援措置を強化。
併せて、中下流の事業環境整備にも取り組むとともに、現下の中東情勢なども踏まえ、サプライチェーン全体を見渡して、有事への備えにさらに万全を期していく方針を示した。
経産省の資源・燃料分科会「SSネットの維持・強化へ」(2025年7月1日の記事から)

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