経産省発表、2024年の潤滑油販売量193.1万キロリットルで前年比7.4％減（2025年7月16日の記事から）

経済産業省が発表した石油統計確報（資源・エネルギー統計年報）によると、2024年の潤滑油販売量（製造業者と輸入業者の消費者・販売業者向け販売）は、前年比7.4％減の193万1088キロリットル。自動車用は13.1％減、船舶用は3.4％減、工業用は4.2％減となった。
用途別で見ると、自動車用は合計で67万2381キロリットル、13.1％減だった。
乗用車系内燃機関用が中心のガソリンエンジン油は31万224キロリットル、14.3％減。
農業用や建設機械用、コージェネレーション（熱電併給）用などを含むディーゼルエンジン油は18万1422キロリットル、7.2％減。
ATフルード（自動変速機専用油）やCVTフルード（無段変速機専用油）、ギヤー油などのエンジン油を除く車両用（その他車両用）は18万735キロリットル、6.5％減である。
船舶用では、舶用ディーゼルエンジン油、船外機専用油、船用シリンダ油、舶用システム油などの船舶用エンジン油が10万5932キロリットルで、3.4％減となっている。