三菱エネなど3社でアスファルトプラントの次世代燃料BHO実証実験（2025年12月12日の記事から）

三菱商事エネルギー、世紀東急工業（東京都港区、平喜一社長）および日工（兵庫県明石市、中山知巳社長）は12月2日、アスファルトプラントにおける二酸化炭素排出量を削減すべく、重油代替燃料として、バイオ燃料製造時に連産されるBHO（バイオヘビーオイル）について、適正確認を目的に共同で実証実験を行うことを発表した。
カーボンニュートラルを実現すべく、バイオ燃料を活用することはすでに行われている。
しかし、今回の実証実験は高純度バイオディーゼル燃料を製造する過程で生成されたBHOを利用。これまでのバイオ燃料より安価な二酸化炭素削減を目指す。
持続可能な対策としてコストは重要なファクターであると位置づけ、3社で実証実験を行う。
実験場所は日工の本社研究施設（兵庫県明石市）。試験方法はアスファルトプラント用バーナーで燃焼、大気汚染防止法に準じた煤塵等の試験および燃焼安定性の確認。