石油資源開発(JAPEX)は4月17日、中東情勢の緊迫化に伴う業績への影響について発表した。
ホルムズ海峡の事実上封鎖の状態が継続していることに伴い、ペルシャ湾内から2026年度第1四半期に調達する計画のLNGカーゴ2隻分について、他産地から代替カーゴを調達済み。これにより、調達コストが緊迫化前と比べて大幅に上昇する見込み。
子会社を通じて参画しているイラク南部のガラフ油田について、政府の不可抗力宣言を受けて生産操業および出荷が停止。再開の見込みが立っていない。
原油価格の上昇は円安が同社の増収増益要因となる一方、計画外のスポット調達によるコスト増とガラフ油田の操業停止は、大幅な減益要因になる可能性がある。
国内油ガス田の操業に用いる化学製品の需給がひっ迫しており、長期化した場合は、操業コストを押し上げる要因になるとしている。
中東緊迫で他産地からLNG…代替カーゴで調達コスト上昇(2026年4月22日の記事から)
関連記事
日 刊
エネ庁が潤滑油の安定供給を要請(2026年4月21日の記事から)
資源エネルギー庁は4月17日、和久田肇資源・燃料部長名義で、元売および潤滑油事業5団体に、潤滑油供給の偏りや安定供給の確保に向けた要請を発出した。
要請は、前年同月比同量を基本に供給を継続し、その際...
日 刊
政府、5月上旬以降に国備石油20日分放出(2026年4月14日の記事から)
政府は4月10日、中東情勢に関する関係閣僚会議(第3回)を開催。5月上旬以降、新たに国家備蓄を約20日分放出することを明らかにした。
放出は3月下旬の30日から10日分削減。5月には過半の代替調達に...
日 刊
高市首相「石油供給、年明けまで確保」(2026年4月9日の記事から)
高市早苗首相は4月7日、石油需給の見通しについて、代替調達の進展の結果、備蓄放出量を抑えながらも、年を越えて石油の供給を確保できるめどがついたと発表した。
原油の代替調達は、ホルムズ海峡を通らないル...
日 刊
政府が要請「重要施設には元売が直売を」(2026年4月7日の記事から)
高市早苗首相は4月4日のX(旧Twitter)への投稿で、石油製品について一部で「供給の偏り」や「流通の目詰まり」が生じていることから、その対策を強化。医療関係や公共交通機関などの重要施設について、普...

〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206