ENEOSは11月27日、静岡県裾野市で開発するCO2フリー水素ステーションを活用したパイプライン水素供給システムが、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業に採択されたと発表した。
水素ステーション(ST)からFCV(燃料電池車)にのみならず、トヨタが開発中の実証都市・ウーブンシティに水素を供給する。
事業は、2025年に開所予定の水素STから、ウーブンシティに設置された燃料電池などの水素利用機器にパイプラインで供給。供給先の水素利活用情報を生かし、FCVとパイプラインとの双方の水素供給を効率化する水素エネルギーマネジメントシステム(EMS)を開発する。
ENEOSがウーブンシティに水素を供給(2023年11月30日の記事から)

関連記事
日 刊
「ENEOSみらいコネクト」清水製油所跡地に次世代型プラットフォーム(2025年6月10日の記事から)
ENEOSとENEOS Powerはこのほど、清水製油所跡地(清水油槽所内遊休地=静岡市清水区)内における次世代型エネルギー供給プラットフォームの完成に伴い、開所式を実施。「ENEOSみらいコネクト」...
日 刊
ENEOSと自動車メーカー5社が万博関係者車両に合成燃料を使用(2025年4月16日の記事から)
ENEOSは4月11日、トヨタ自動車など自動車メーカー5社とともに、開催期間中の大阪・関西万博における来賓・関係者向け車両の会場内運行において、合成燃料を混合した燃料を使用した乗用車を提供すると発表し...
日 刊
ENEOSが清水製油所跡地に水素ステーション開設(2025年4月7日の記事から)
ENEOSは3月27日、清水製油所跡地に、静岡清水水素ステーション(静岡市清水区)を開所した。
ステーション内に水電解装置を所有。グリーン電源を活用して製造した水素を、乗用車(燃料電池車=FCV)や...
日 刊
ENEOSなどが国内初の合成燃料使用した万博シャトルバスお披露目(2025年3月31日の記事から)
「合成燃料を使用した万博シャトルバスお披露目式」が3月27日、大阪市北区の大阪うめきたグリーンパレス駐車場で挙行された。
合成燃料を使用したシャトルバスを大阪駅から万博会場までの交通手段として運行。...





〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206