日 刊

出光の宇宙用CIGS太陽電池が初期ミッション達成(2025年10月28日の記事から)

出光興産が開発する宇宙用CIGS(Cu=銅、In=インジウム、Ga=ガリウム、Se=セレンの頭文字からなる化合物半導体)太陽電池が搭載された超小型衛星「BOTAN」が10月10日(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)から放出され、予定されていた初期ミッションを達成。
その一つとして、出光が開発する宇宙用CIGS太陽電池の宇宙実証が行われ、宇宙空間において「BOTAN」へ電力の供給ができていることが確認された。
「BOTAN」は1辺10㎝の立方体サイズ・約1㎏の「キューブサット」と呼ばれる超小型衛星で、千葉工業大学(千葉県習志野市、瀬戸熊修理事長)の学生が「高度技術者育成プログラム」(宇宙産業の基盤を支える高度技術者の育成プログラム)の一環として開発したもの。
従来の大型衛星と比較し低コストで開発と打ち上げが可能なキューブサットは、大学や企業などによる宇宙開発参入の契機の一つとなっている。また、大規模かつ広範な通信や地球観測を可能にするコンステレーション(複数の人工衛星の連携)の手段としても大きく期待されている。

新聞購読の申込みはこちら

関連記事

日 刊 出光が米DE社と低炭素事業の展開へ戦略的提携MOU締結(2026年3月3日の記事から) 出光興産は2月25日、100%子会社の出光アメリカズホールディングス(IAH、本社=米テキサス州)を通じ、排気ガスなどから回収したCO2を高機能な炭化水素に変換できる合成ガスおよびFT合成(フィッシャ...

続きを読む

日 刊 出光が国内最大級の営農型太陽発電所(徳島・小松島)の稼働開始(2026年3月2日の記事から) 出光興産は2月19日、徳島県小松島市の水田で、太陽の動きに合わせて太陽光パネルの角度を自動制御する国内最大級(2026年2月時点、出光調べ)の営農型太陽光発電所(名称=出光徳島営農型太陽光発電所)の稼...

続きを読む

日 刊 環境省の「プラスマ・アワード2026」出光が「拾う」部門で金賞(2026年2月18日の記事から) 出光興産は2月6日、環境省が主催する「プラスマ・アワード2026」の「拾う」部門で最優秀事例の金賞を受賞した。 これは、出光が福岡県宗像市と実施してきたビーチクリーン(海岸清掃)活動で海洋プラスチッ...

続きを読む

日 刊 出光など5者が国内初のShip to Shipメタノール供給(2026年2月17日の記事から) 出光興産は2月6日、横浜市(山中竹春市長)、国華産業、商船三井、三菱ガス化学の4者と共に京浜港横浜区(横浜港)の錨地(びょうち)で、国内初(参加企業調べ)のShip to Ship方式でメタノールの供...

続きを読む


〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206