日 刊

日本のタンカーがホルムズ海峡を通過(2026年5月1日の記事から)

イランによるホルムズ海峡の実質的封鎖により、ペルシャ湾に滞留していた日本関係船舶1隻がこのほど、同海峡を無事通過し、湾外へ退避。政府は4月29日、同船舶が日本に向けて航行していることを確認した。
船には3人の日本人乗組員が乗っている。報道や海運データサービスによると、通過したのは出光興産のタンカーとしている。
駐日イラン大使館はSNSで、出光が所有する「日章丸」がイラン産の石油を日本へ運ぶために1953年に行った歴史的な任務は、両国間の長きにわたる友情の証であり、そのレガシーは今日においても極めて大きな意義を持ち続けているとコメントしている。
高市早苗首相は、わが国はこれまで、日本を含む全ての国の船舶について、同海峡における自由で安全な航行が早期に確保されることが重要であるとの立場から、あらゆる機会を捉えてイランに対して働きかけを行っているとコメント。政府として、邦人保護の観点も含め、今回の船舶の通過を前向きな動きとして受け止めているとした。
日本として、全ての国の船舶が同海峡を自由に安全に通過できるよう、引き続きイラン側に働きかけていくとしている。
出光は、通過したタンカーについて言及していない。

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