日本植物油協会はこのたび、製油業界に関連する10大ニュースを公表した。
[10大ニュース]
①世界的に大豆・菜種とも豊作にかかわらず、需要拡大で相場は高止まり
②円安傾向と原料相場の高止まり、物流費の高騰など厳しいコスト環境
③健康志向の定着に伴い、オリーブ油、こめ油、ごま油、あまに油、えごま油等多様な油の需要が引き続き好調
④加工食品の原料原産地表示制度の対象品目が拡大し、植物油も対象に
⑤国内大豆搾油量が3年連続の増加(3年連続で200万トン水準)
⑥パーム油について2020年東京オリンピック・パラリンピック調達基準の検討が行われる
⑦IOC(国際オリーブ協会)と日本植物油協会の連携強化
⑧遺伝子組換え表示制度に関する検討会が行われる
⑨米国産大豆の生産量は2年連続で史上最高を更新
⑩アメリカ大豆輸出協会によりSoy oil Master検定始まる
なお、10大ニュースは、油業報知新聞社を含む製油業界関連業界紙9社と日本植物油協会会長の投票により選定されたものである。