日本瓦斯(略称=ニチガス、和田眞治社長)は9月24日、建設中の世界最大級のLPハブ充填基地「夢の絆・川崎」の建設現場見学会を開催した。設計・施工は熊谷組。
同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)の実装、完全自動化を目指しており、エネルギープラットフォーム事業の重要な拠点となる。稼働時期は2021年3月を予定。LPハブ充填基地「夢の絆・川崎」の立地は川崎市の浮島地区に位置し、LPガス輸入基地および高速道路のインターチェンジにも近接しており、地の利が良い。
見学会の冒頭、あいさつに立った同社の吉田恵一専務執行役員・エネルギー事業本部長は「『夢の絆・川崎』は、ニチガスのプラットフォーム事業の拠点として育っていく。併せて建設現場の進捗状況とわれわれが考えるデジタルトランスフォーメーション(DX)を使用したプラットフォーム事業の構想について説明させていただきたいので見学会を催した。マスコミの皆さまには、われわれの構想をご理解いただきたい」などと述べた。