日本瓦斯(略称=ニチガス、和田眞治社長)は2021年3月期第2四半期累計の連結業績(2020年4月1日~9月30日)を確定し、11月2日にオンラインによる中間決算説明会を開催した。
売上高は614億8,900万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は37億4,500万円(同16.7%増)、経常利益は39億2,500万円(同34.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24億2,100万円(同20.2%増)と増収増益を計上した。
同第2四半期においても、新型コロナウイルス感染症の世界的流行は収支の兆しが見えず、長期化の様相を呈している。経済活動では持ち直しの動きが一部において見えつつも、世界的な景気減速が懸念されている。
一方で、リモート学習や在宅勤務の浸透など最近のニューノーマルと言われる生活様式の変化は、わが国のデジタルトランスフォーメーション(DX)をこれまでになく加速させた。
一人暮らしの高齢者世帯の増加、地域社会の多様化など社会構造が変化する中で、従来のコンサバティーブで横並びのサービスから、新たなイノベーションによる安全で、安価で、利便性が高く、受益者ストレスのないサービスの提供が強く求められ、新たな社会課題を反映したサービスの提供が始まりつつある。