ENEOSグローブ(岩井清祐社長)は2月17日、同社のENEOSグローブカレッジ2021に関する記者懇談会をオンラインで開催した。
同懇談会の冒頭、同社の兼 健太郎・販売統括部販売統括グループマネージャーがあいさつを行った後、同社の販売施策として例年実施している「ENEOSグローブカレッジ2021」の概要を下記のように説明した。
「今年4月からのENEOSグローブカレッジではテーマを設け、『一人ひとり』の成長を『チーム』の力に結集しよう!とした。同カレッジの目指す方向が、特約店の皆さまの自社の社員育成の方針との整合性を考えて(研修に)参加していただくことが第一ステップであると考えている。今年度はLPガスの直売現場において、個人の営業スキルやキャラクターなどが重要な要素となる。自律的行動人材を育成し、経験値を積み重ね、成長した個人の知識と経験を組織で共有すること。組織力・チーム力を上げていければと考えている」。
「まずは人間力(ヒューマンスキル)に着目し、それを鍛えることで、より実践的な『仕事力(業務遂行スキル)』や『専門性(LPガス関連スキル)』を学んで土台をしっかり形成して仕事力と専門性を積み上げて人材の育成を図っていく。これまでの研修内容の枠組みも大きく見直し、階層別研修を細分化した。今年度から5つの階層(部長クラス、課長クラス、リーダー・次期管理者、営業担当者、新人)に別けた研修を実施する。受講者の対象を明確にし、マネジメント層の育成にも力を入れていく。次に専門性コースを見直し、今後はガス会社の給湯器にかかわらず、家庭内の需要を掘り起こすための需要開発コースというくくりで新たに開講する」。