日本瓦斯(略称=ニチガス、和田眞治社長)は3月16日、建設が完了した同社の世界最大級のLPガスハブ充填基地「夢の絆・川崎」の完成報告会を開催した。
同社はデジタルトランスフォーメーション(DX)を実装した「夢の絆・川崎」をエネルギープラットフォーム事業の重要な拠点と位置付け、稼働を開始。
当日は完成報告会に先立って内覧会が催された。内覧会では、完成した「夢の絆・川崎」の施設内を参加者に披露するとともに、和田社長と来賓によるテープカットが催された。
その後報告会となり、あいさつに立った和田社長は出席者に謝意を述べた上で、「ここまでたどり着くのに30年余りかかり、私たちはようやく入口に立つことができた。テクノロジーが世の中を変える。この充填基地は全自動で入場から退出まで人、クオリティスコア、車両、容器全てが自動認証でリアルタイムに分岐されていく。これからは人間が走り回るのではなくて、電子に走らせる。(電子は)仕事をするためにスキルアップしていく。デジタル内製化の試金石である。日本瓦斯の商品を共創ステージで利用できるようにしていく」。