ガス警報器工業会(略称=GKK、髙橋良典会長)はこのほど、先日のガス警報器啓発ポスターに続いて、リメイク運動を紹介するパンフレットの2021年度版を制作した。
今回の「ガス警報器リメイク運動」(ガス警報器・設置交換運動)の実施期間は2021年4月から2024年3月まで。2021年度版ではパンフレットの裏面に「GKKホームページの警報器音声紹介ページ」直結のQRコードを貼付。
リメイク運動は1986年にスタートした。官民が一体となってLPガス安全機器普及活動が全国的に推進され、それに伴いLPガス事故の発生件数は、1995年頃までは減少傾向にあった。だが、その後増加に転じ、2006年以降、事故件数は200件前後となっている。LPガス警報器の普及率は、1996年には99%とほぼ全世帯に普及していたが、最近は約80%と横ばいの状況にある。
右の状況に鑑み、GKKではガス警報器の設置率向上を図ることにより、ガス事故の減少に寄与するために、「新たなガス警報器の設置促進運動」をリメイク運動と称し、2012年4月から活動を展開してきた。同運動は、全国LPガス協会の保安啓発運動と連動し、関係諸団体からの協力も得て展開中だ。
2021年度からは従前のリメイク運動を踏まえて、新たな活動計画を策定し、一般消費者に向けたさらなる啓発活動を進めていく。
さらに警報器に関するアンケートキャンペーンを6月30日まで開催中だ。このキャンペーンの詳細については、GKKのホームページ
(http://www.gkk.gr.jp/)から「プレゼントキャンペーン」の箇所をクリックして確認のこと。ヒントが出ている三分動画を見て、クイズに正解すれば、抽選で豪華賞品をプレゼント。