齋藤健新経済産業大臣は12月20日のグループインタビューで、かつて資源エネルギー庁石油部流通課の課長補佐を務めていたこともあり、今後も製油所やSSを含めた石油サプライチェーンの維持・強化の取り組みを着実に実施することで、引き続き石油製品安定供給確保に努めていくことに意欲を示した。
ガソリンや灯油などの液体燃料は、カーボンニュートラルへの移行を進めるなかでも、可搬性や貯蔵の容易性などから、災害など緊急時におけるエネルギー供給の「最後の砦」と呼ばれており、被災地での生活や復旧活動を支える上で、その安定供給の確保は不可欠と強調。
製油所などに対して、耐震化・液状化対策や、大雨・高潮対策などへの設備補助を行うなど、いっそうの災害対応能力の強化を図っていると述べた。
齋藤新経産大臣、石油製品の安定供給確保に意欲(2023年12月22日の記事から)
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