政府は、航空燃料供給不足に対する官民タスクフォース(TF)の行動計画を策定した。
当面、アジア便で週150便超相当の燃料を確保。各空港に供給する。
さらなる増便を見据え、タンクの転用など中長期的な取り組みに着手した。
インバウンド需要が急回復するなか、外国エアラインの新規就航などにおいて、航空燃料の供給ができない事態が全国で週140便も発生している。
資源エネルギー庁と国土交通省は、元売や空港会社、エアラインなどを集め、官民TFで対策を議論。行動計画を7月19日に発表した。
供給力の確保に向けて、元売や商社が、空港会社などと連携してジェット燃料を輸入。空港の給油タンクに直接搬入する。
7月に成田空港向けに第1船が入港。300便(アジア便)相当の供給力を確保する。
政府がアジア便の航空燃料を週150便相当を確保(2024年7月23日の記事から)

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