出光興産は、2027年~2028年の全固体リチウムイオン二次電池(全固体電池)の実用化を目標に、その材料となる固体電解質の大型パイロット装置の基本設計を10月に開始した。
生産能力は年間数百トンを予定しており、世界でもトップクラスの生産規模となる。
最終投資決定(FID)は2025年中を見込み、完工は2027年を目指す。
固体電解質の量産技術の開発を強力に推進することで自動車および電池メーカーなどのニーズに着実に応えていく。
出光、固体電解質の大型試験装置の基本設計を開始(2024年10月31日の記事から)
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