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出光が「新エネルギー財団会長賞」を受賞(2025年2月4日の記事から)

出光興産が実証を進める次世代営農型太陽光発電システムが1月30日、令和6年度「新エネ大賞」の「分散型新エネルギー先進モデル部門」において、「新エネルギー財団会長賞」を受賞した。
このシステムは、パートナー企業のクリーンエナジージャパンが開発した太陽光を自動追尾する可動式架台(トラッカー)と、両面受光型の太陽光パネル(両面モジュール)を組み合わせた発電システムを農地に設置し、「農業と再生可能エネルギー発電の両立」を目指すもの。
農地を利用した太陽光発電には、農作物への日照不足による影響や野立て発電設備並みの発電量が確保できない等の課題がある。
同システムでは、農業を優先する時期(耕作期間)と発電を優先する時期(休耕期間)を分け、耕作期間には作物への日射量を最大化し、休耕期間にはパネルへの日射量を最大化する。

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