日 刊

CCSテクニカルWS「日本近海でのCCS導入が課題に」(2025年2月28日の記事から)

INPEXなどが参画する二酸化炭素地中貯留技術研究組合はこのほど、都内でCCS(CO2の回収・貯留)テクニカルワークショップ(WS)2025を開催した。
京都大学の松岡俊文名誉教授は総括で、テーマは社会実装。
そのために
①技術を低コスト化すること
②法律を定めること
③ビジネスモデルの構築――が必要と指摘。
今後、日本の海域においてCCS技術を導入していくことが業界全体の課題であるとの見解を示した。
講演は豪州のゴルゴンCCSプロジェクトに加えて、同組合の薛自求技術部長が同組合の技術開発の状況を紹介。
このほか、CCS事業法の概要や、国が選定した9つの先進的CCS事業について有識者らが説明した。

新聞購読の申込みはこちら

関連記事

日 刊 INPEXが雪上車にRDを供給(2025年2月21日の記事から) INPEXは3月1日と2日の両日、岐阜県郡上市で開催される第31回全日本スキー選手権郡上大会(主催=全日本スキー連盟)スノーボード競技(ハーフパイプ)に、メインスポンサーとして協賛。 加えて、INP...

続きを読む

日 刊 INPEXと三菱ケミカルがUAEとCR事業へ調査(2023年7月25日付記事から) INPEXは17日、三菱ケミカルグループおよびUAE(アラブ首長国連邦)の再エネ事業者であるAbu Dhabi Future Energy Company PJSC-Masdarとともに、UAE・アブ...

続きを読む

日 刊 日本のCCS事業が本格始動(2023年6月20日付記事から) 日本のCCS(CO2の回収・貯留)事業が、本格始動した。 エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、ENEOSや出光興産、INPEX、石油資源開発(JAPEX)などの元売・石油開発事業者がそれ...

続きを読む

日 刊 出光とINPEXが国内初のサプライチェーン上でCO2排出量実質ゼロのジェット燃料(2023年5月2日付記事から) 出光興産、INPEXおよび全日本空輸(ANA)の3社は5月1日、19日~21日に開催予定のG7広島サミット(主要国首脳会議)に際して、ジェット燃料サプライチェーン全体の脱炭素化に取り組むと発表した。 ...

続きを読む


〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206