経済産業省は3月19日、国土交通省とともに第5回航空燃料供給不足への対応に向けた官民タスクフォース(TF)を開催。
前回のフォローアップ(FU)後もインバウンド需要の増加により、さらなる就航・増便の要請があったことから、現時点で関西空港において週22便が就航・増便に至っておらず、エアラインと空港、元売などが両省とともに解決に向けて議論した。
関空は前期の約1270便から約200便増と過去最高水準にある。その中で、給油の希望時間が集中したことなどで燃料の確保に至っていない状況だ。
前回のTF開催後、元売や商社などの取り組みで、行動計画をとりまとめた時点で予定していた週150便を超える週500便程度の燃料供給にメドが立った。
前回のFU時点において就航・増便に至っていなかった週63便はすべて解決。2025年の夏ダイヤは、前期から700便以上アップの約5600便への供給に見通しが立っている。
経産省、官民タスクフォースでジェット燃料不足への対応を議論(2025年3月24日の記事から)

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