ENEOSが三菱商事とハワイでのSAF製造・販売に参入（2025年7月25日の記事から）

ENEOSは7月22日、米国のパー・パシフィック・ホールディングスがハワイ州で推進するKapolei製油所におけるリニューアブルFuelの製造・販売事業に、三菱商事と共同で約150億円（持分比率36.5％）を出資した。
ハワイでリニューアブルFuelを製造・販売するための合弁事業会社に参画する。
同事業は年間約15万のSAF（持続可能な航空燃料）の製造が可能で、需要に応じてSAFやリニューアブルディーゼル（RD）、リニューアブルナフサなどの製造比率を柔軟に調整できる。
パーパシフィックが有する製油所運営の知見や米粉行く西海岸での販売ロジスティックに加えて、三菱商事の原料調達および燃料マーケティングにおけるグローバルネットワーク、ENEOSの石油精製・販売事業の実績および環境価値を含めたバイオ燃料の販売実績といった各社の強みを結集する。