コスモエネルギーホールディングスと静岡大学(日詰一幸学長)は3月26日、海水の電気分解による経済性の高いグリーン水素製造に向けた共同検討に関する契約を1月6日に締結したことを発表した。
コスモエネルギーグループは、自社操業に伴うGHG(温室効果ガス)排出量を2050年にScope3を含めたカーボンネットゼロを目標に掲げており、その実現に向けてCO2の分離回収技術(CCS)や、CCU(CO2回収・利用)の開発に取り組んでいる。
静岡大学は、電気化学を応用し、海水中に溶解しているミネラル分によりCO2を固定化するとともに、海水の電気分解により水素を製造するCOCR技術を開発、特許を有している。
この技術を活用することで、グリーン水素製造プロセスにおいてCO2から有価物の製造・販売を検討することができる。
コスモエネルギーHDと静岡大学がグリーン水素製造へ共同検討(2025年4月9日の記事から)

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