ENEOSは4月27日、農業由来のカーボンクレジットを扱うフェイガー(東京都千代田区、石崎貴紘CEO)とJ-クレジットの長期購入契約(オフテイク契約)を締結したと発表した。
両社は日本の水稲農家による温室効果ガス(GHG)削減と気候変動への適応を一体的に支援する取り組みを開始する。
支援を通じて農家が安心してGHGを削減する農法に踏み出せる環境を整えるとともに、気候変動下でも安定した農業経営を続けられる基盤づくりに貢献することを目指す。
将来的にフェイガーは、日本の水田の約2割に相当する規模での展開を通じて、CO2換算で年間100万t規模のクレジット創出を目指す。
ENEOSは、その実現を後押しすることで、食料安全保障に資する社会的インパクトの創出を図る。
具体的には、水稲農業に古くから根ざした「中干し」を延長。中干し期間をさらに延長することで、水田から発生するメタンガスを抑制する。
加えて、土壌に酸素を供給しやすくすることで、根の発達を促し、稲がより深く根を張ることで、出穂から収穫まで根の活力が維持されやすくなる。収量やコメの品質確保につながる。
ENEOSがフェイガーと農業由来J-クレジット長期購入予約(2026年5月25日の記事から)
関連記事
日 刊
ENEOSが島根県・林業機関3者と森林由来J-クレジットで連携協定(2025年9月4日の記事から)
ENEOSは8月29日、島根県および県森林組合連合会など県内林業機関3者とともに、森林を活用した脱炭素社会に向けた包括連携協定を締結した。
県の豊かな森林資源を背景に、森林由来のJ-クレジットの創出...
日 刊
ENEOSと自動車メーカー5社が万博関係者車両に合成燃料を使用(2025年4月16日の記事から)
ENEOSは4月11日、トヨタ自動車など自動車メーカー5社とともに、開催期間中の大阪・関西万博における来賓・関係者向け車両の会場内運行において、合成燃料を混合した燃料を使用した乗用車を提供すると発表し...
日 刊
ENEOSなどが国内初の合成燃料使用した万博シャトルバスお披露目(2025年3月31日の記事から)
「合成燃料を使用した万博シャトルバスお披露目式」が3月27日、大阪市北区の大阪うめきたグリーンパレス駐車場で挙行された。
合成燃料を使用したシャトルバスを大阪駅から万博会場までの交通手段として運行。...
日 刊
ENEOSとNIPPOがカーボンオフセットアスファルトの売買契約(2025年2月19日の記事から)
ENEOSとNIPPOは2月5日、民間が発行するボランタリークレジットを活用したカーボン・オフセットアスファルトの売買契約を締結したと発表した。
NIPPOは、2025年度からENEOSが国際基準の...

〒104-0033
東京都中央区新川2-6-8
TEL: 03(3551)9201
FAX: 03(3551)9206